青木俊直が使う、iPad Proの「駆け込み寺」サンディスク エクストリーム ポータブルSSD

漫画家・キャラクターデザイナーの青木俊直さん

創作にまつわるあらゆる工程がデジタル化されつつある現在、完成形がデータそのものであることも増えていることから、データのバックアップを取ることの重要性が増しています。

例えば、一般的にハードディスクは、およそ5年程度が寿命の目安だといわれています。ストレージの寿命は使い方によって長くも短くもなりますが、必ずいつかは壊れるもの。長く創作を続けていれば思い出のデータを守る意味でも、どこかでバックアップを取る必要に迫られるでしょう。

では、プロの漫画家は、創作したデータをどう捉え、どのようにストレージの運用を行っているのでしょうか?

ここでは30年にわたってデジタル環境で作画をし、最近ではiPad Proで漫画を描くことも多いという、漫画家・キャラクターデザイナーの青木俊直さんにお話を伺いました。

まずは青木俊直さん描き下ろしの漫画をご覧ください

iPad Proで漫画を描く青木俊直さん

作業環境は気分で使い分け。バックアップ環境はローカルにもあれば安心

――普段使っている仕事環境について教えてください。

青木さん(以下敬称略):自宅にいるときは大きなモニターで作業したいので、Mac miniに液晶タブレットを接続して作業することが多いですね。iPad Proも持っていて、僕がよく使うアプリは「CLIP STUDIO PAINT EX」ですが、そのデータをシェアして、仕事部屋とiPadで使い分けています。

仕事部屋で飽きてくると、気分転換に場所をかえてiPadで作業の続きをします。そのように仕事の環境に選択の余地があった方が気が楽なんです。コロナ禍以後は出先で仕事をする機会があまりないので、仕事部屋の中で気分を変えるために使い分けるケースが多いですね。

でも移動するのは好きなので、iPadを持っていって、電車の中で落書きをすることもあります。その時使うアプリは「Procreate」が多いです。その気になればどこででも仕事はできるんじゃないかな。

iPad Pro+CLIP STUDIO PAINT EXの作画画面

――仕事環境を構築するうえで「これだけは外せない」ポイントはありますか?

青木:ストレージについては、最低限、消えたら困るデータのバックアップ環境は整備するようにしています。僕も長年デジタルの環境で仕事をしてきたものですから、バックアップの大切さは身にしみて理解しているつもりです。

今はクラウドストレージのサービスがいろいろあるので、ネットワーク環境があればそれで事足りることが多いですが、例えば遠出した先の宿泊施設がネットワーク環境を整備してるとは限らないわけで、信頼性の高い大容量ストレージがローカルに一つでもあると安心ですよね。

青木俊直さんが使う、サンディスク エクストリーム ポータブルSSDとは?

今回青木さんに使っていただいた「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」(右)。左は「駆け込みテラのお守り」に見立てた、青木さんの自宅近隣にあるお寺のお守り

サンディスクのポータブルSSD。最大読出し1050MB/秒、書込み1000MB/秒の高速転送が可能で、高さ2mからの落下保護、IP55相当の防滴・防塵性能を備えた高性能モデルという位置づけ。転送の速さと頑丈さを両立したバランスの良さが売り。容量は500GB、1TB、2TB、4TBの4つをラインナップしています。

作画の様子。ローカル側の有線ストレージは速度も早くデータの取り回しがしやすいと話す

仕事も作品もらくがきも、作ったものはずっと残しておきたい

――完成したデータのバックアップは取りますか?

青木:作ったものはできるだけずっと残しておきたいタチです。だからデータのバックアップはできるだけ取っておくようにしていますね。漫画家さんだとたまに、一度出版された作品の原稿を人に譲ってしまったりとか、捨ててしまうとか執着しない方もいらっしゃいますが、僕は執着するタイプです。

バックアップ先としてクラウドを使うこともできますが、今後サービスそのものがなくなってしまう可能性はありますよね。それは10年先か、もっと先の話なのかわかりませんが、サービス終了のリスクやデータ移行の手間を考えると、僕の中の結論としては、今でもローカル環境にあるHDDやSSDが一番信頼できる記録媒体なんです。

――青木さんが実践しているデータのバックアップ方法を教えてください。

青木:仕事場のMacについては、ローカルのNASにTime Machine機能で1日1回バックアップをしています。それとは別に、クラウドストレージの「Dropbox」で2TBプランも契約しているので、古いデータについてはそちらに少しずつ移行しているところです。iPadについてはクラウドサービスと、このサンディスク エクストリーム ポータブルSSDに保存しています。

iPad Proからエクストリーム ポータブルSSDへのバックアップはとてもカンタン!
ケーブルで接続してファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけ!

「CLIP STUDIO PAINT EX」の場合

iPad Proとサンディスク エクストリーム ポータブルSSDをUSB−Cケーブルで接続して「ファイル」アプリを起動します。

場所「このiPad内」を表示して「Clip Studio」のフォルダがあることを確認します。

フォルダをドラッグして「Extreme SSD」へドロップします。

場所「Extreme SSD」をタップして開くと、「Clip Studio」のフォルダがコピーされています。
バックアップの作業はこれで完了です。

バックアップの大切さは「痛い目」を見ないとわからないのかも

――青木さんは学校の講師もされているとお聞きしました。学生さんにおすすめしているバックアップ方法というのもあるのでしょうか?

青木:学生さんたちにとって一番手軽に手に入る外部ストレージはUSBメモリなので、ひとまずそこにコピーは取っておくよう指導しています。しかし、転送速度の速さ、耐衝撃性の安心感を考えると、多少コストがかかってもポータブルSSDは使って欲しいところですよね。

でもバックアップの必要性を伝えるのって難しいです。実際に不便が生じなければバックアップをしようとは思わないし、復旧の面倒臭さも経験からしか理解することができない。多くの人は、大事なデータの損失を経験しないと、本当の意味でバックアップが必要だと実感できないのかもしれないですね。

――イラストレーターや漫画家もデータのバックアップは必要ですか?

青木:僕の作品の場合はレイヤー数が少ないし、塗りもほとんどベタ塗りなので、データサイズは大きくなりにくいのですが、すごく描き込んで緻密な作風の絵師さんになると、作品1枚あたりの容量は1GB近くなるケースもあり得るんじゃないかな。そういった作風のイラストレーターには、バックアップやデータの逃げ場所として外部ストレージは必要だと思いますね。

僕はこれまでパソコンで描く仕事をしていて「後少しで終わる!」という時に限って、パソコンやアプリケーションがシャットダウンしてしまって、それまでのデータがすべて消えてしまうことがありました。なんで終わる寸前の大事な時にトラブルが起きるんでしょうね(笑)。いや、仕事だから笑えないんですけどね。だから、僕にとってマメに保存すること、バックアップを取ることは長年の習慣になっています。

小さい!速い!保存して安心!

漫画家やイラストレーターにおすすめしたいポータブルSSD

――サンディスク エクストリーム ポータブルSSDを使ってみて便利だったところを教えてください。

青木:使ってみてまずよかったなと思ったのは、転送が速いところですね。iPad Proに接続して使っている限りでは、体感的に内蔵ストレージが増えたのと同じような感覚で使えました。

僕が外付けのストレージを使う際に重視するポイントは2つあって、ひとつはバックアップのための容量と転送の速さ。もう一つは携帯性です。実際に運用することを考えると、この2つが使い勝手や取り回しの面で重要になってきます。

たとえばいつもとは違う環境に移動して、すぐに誰かと大容量のデータをやりとりしようと思ったら、端子に直接繋いで転送でき、速度も速いポータブルSSDが便利でしょう。もちろんクラウドを使う手もあるのですが、会話の中でふと思いついてデータを渡そう、となったときは、相手が目の前にいる限り、物理的に外付けストレージでやりとりしたほうが便利です。

色々言いましたが別に難しいことはなくて、失くなったら困るファイルとか、人に見せたいファイルをとりあえずポータブルSSDに放り込んでおけば、後々いいことがあるかもよ、という話ですね。

――今回使用した「エクストリーム ポータブルSSD」は、どんな人におすすめでしょうか?

青木:データのバックアップについて少しでも意識が向いて「具体的にはどうしようか?」と思ってる人はとりあえず買っておけば安心なのではないでしょうか。クラウドストレージと併用してももちろんいいと思います。OSも選ばないですしね。

「挿せば容量が増える」ので日常的に使ってもいいし、それこそ学生さんのように「データを運んで使う」ような方ならこれひとつあれば何かと便利だと思います。

それと、iPad Proなどの端末は、本体の価格がストレージの容量が大きいモデルほどより高価です。「挿すだけで容量が増える」ポータブルSSDが1つあれば、ストレージが小さいモデルでも事足りますね。

忘れないでほしいのは、どんなデバイスでもいつかは必ず壊れるということ。
そして「その時」がいつ来るのかわからない以上、その時に備えてデータ管理を行うことは決して無駄にはならないということです。

サンディスク エクストリーム ポータブルSSD

【主な仕様】
・最大読出し速度1050MB/秒、最大書込み速度1000MB/秒
・IP55の防滴・防塵性能
・超高速転送を実現するUSB 3.2 Gen 2に対応
・容量:500GB, 1TB, 2TB,4TB
・256ビットハードウェア暗号化とパスワードロック対応セキュリティソフト付き
・USB Type-CケーブルとUSB Type-A変換アダプタ同梱
・WindowsとMac、USB Type-C対応のスマートフォンに対応
・データ復旧ソフト「レスキュープロ デラックス」1年間利用特典付き
・5年間限定保証

メーカー製品サイト:
サンディスク エクストリーム ポータブルSSD

協力:サンディスク

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