羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ 動きのある人物スケッチ集 ヒロインキャラクター編
第7回

「お色気」表現には心に響く説得力が必要

イラストや漫画で人間のキャラクターを表現する際には、人体がどのように動くのか、動かせるのか、その構造を理解することが重要です。不自然さのない、説得力のある動きの描写を練習するにあたっては、写真や映像を見たり、ポーズ集や3Dモデルソフトを活用するなど様々な方法が模索されています。

羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ 動きのある人物スケッチ集 ヒロインキャラクター編」は、特にファンタジーやSFの世界観で活躍する女性キャラクターをメインテーマに据えたポーズ集。ジャンプや着地、素手や武器での戦闘アクションをはじめ、セクシーポーズや日常生活で見せる様々な瞬間のポーズまで、多様なシーンを想定したポーズを約400点収録。著者は1984年からアニメーターとして活躍している羽山淳一さん。

本記事では、Chapter3「セクシーポーズ集」より、胸を強調したポーズを紹介します。

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羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ ヒロインキャラクター編

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胸を強調した立ちポーズ

ヒロインのポーズ集ということで、女性ならではのセクシーポーズなどもいろいろ描いてみました。最初に比較的乳房の形状がわかりやすいポーズをいくつか描いてみました。

胸を張って乳房を強調したポーズ。全身の流れの中で胸が強調されるように、体のラインを美しく流れるように描いています。

下の絵は胸からウエストにかけて、女性らしいラインを強調したポーズで描いています。ふだん筋肉質な男性ばかり描いているので、女性を描く際には、いかつくならないように気をつけて描いています。

壁にもたれて、けだるいポーズをとっている女性。体のひねり具合で、色気を出しているので、ゴツゴツした感じにならないように筋肉の流れを美しく。

胸を突き出したり、お尻を突き出したポーズでお色気を強調した絵です。お色気ポーズを描くときは、エロいことを想像しながら描いています(笑)。ことさらお色気というのは、見る側の心に響く説得力が必要なのです。エロの蓄積がものをいうのです。

上と下の絵は脇を締めて、胸を強調しています。

下は体のラインを表現しやすい横向きで描いたもの。上を向いて首筋をみせることで、色気を出してみました。上の絵も同様に首筋を見せて強調しています。


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著者プロフィール

羽山 淳一

(はやま・じゅんいち)
アニメーター、キャラクターデザイナー。

1965年、長野県出身。
高校卒業後ムッシュ・オニオン・プロダクションに入社。
『Gu-Guガンモ』(1984年)で動画デビュー。
『は~いステップジュン』(1985年)で原画デビュー。
『北斗の拳』(1987年)で作画監督デビュー。
『BE-BOP HIGHSCHOOL』(1989年)でキャラクターデザイン、デビュー。
1990年フリーランスとして独立。

書籍(玄光社):
アニメキャラクターの作画&デザインテクニック
羽山淳一 ブラッシュワーク
羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ

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