アニメーターズ・スケッチ バトルキャラクター編
第3回

間合いを詰めつつ溜めた力を解き放つ「刀」の振り抜きポーズ

イラストや漫画で人間のキャラクターを表現する際には、人体がどのように動くのか、動かせるのか、その構造を理解することが重要です。不自然さのない、説得力のある動きの描写を練習するにあたっては、写真や映像を見たり、ポーズ集や3Dモデルソフトを活用するなど様々な方法が模索されています。

羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ 動きのある人物スケッチ集 バトルキャラクター編」は、「戦う人物」をメインテーマとしたポーズ集です。素手での格闘を中心に、剣や銃、弓、槍、ヌンチャク、盾などバリエーション豊かなキャラクターのポーズを約400点収録。著者は1984年からアニメーターとして活躍している羽山淳一さん。

本記事では、Chapter1「基本の連続動作」より、「日本刀」の構えから振り抜きまでの一連の動作を紹介します。

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羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ バトルキャラクター編

「刀」脇構えの動作:基本の男性タイプ

日本刀での脇構えからの一連の動作。横向きに振り抜き、最後に剣先を立てるのがポイント。

1
脇構えのポーズは刀を腰のあたりで構えます。剣先を上げるパターンもありますが、今回は剣先を下に向けているパターンにしています。

2
下半身で間合いを詰めながら、上半身は力を溜め込みます。アクションは2つ以上の動作を複合的に行います。

3

4
3から4にかけて刀の軌道がなめらかになるように注意。

5

6
5で大きく振り切り、6で剣先を元に戻して決めポーズ。

「刀」居合い切りの動作:基本の男性タイプ

鞘に収まった状態から、一気に振り抜く居合い切りの一連の動作。今回は振り切ったところまでの動作にしています。

1
日本刀が鞘に収まっている状態から始めます。

2
前傾姿勢気味で刀を鞘から抜きます。

3
鞘から刀を抜く勢いでそのまま相手を斬るので、3で低い姿勢になって、そのまま4で振り切ります。

4

5
5の態勢まで一気に振り切ります。刀の軌道にも注意しましょう。


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羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ バトルキャラクター編

 

著者プロフィール

羽山 淳一

(はやま・じゅんいち)
アニメーター、キャラクターデザイナー。

1965年、長野県出身。
高校卒業後ムッシュ・オニオン・プロダクションに入社。
『Gu-Guガンモ』(1984年)で動画デビュー。
『は~いステップジュン』(1985年)で原画デビュー。
『北斗の拳』(1987年)で作画監督デビュー。
『BE-BOP HIGHSCHOOL』(1989年)でキャラクターデザイン、デビュー。
1990年フリーランスとして独立。

書籍(玄光社):
アニメキャラクターの作画&デザインテクニック
羽山淳一 ブラッシュワーク
羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ

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