動きのあるポーズの描き方 セクシーキャラクター編
第3回

セクシーな立ちポーズを描く・骨格と筋肉を意識して描く立ち絵の基本

イラストにおいて人物の動きを表現するには、まず人体構造の理解が必要です。「動きのあるポーズの描き方」シリーズでは、キャラクターに設定された年齢や体型ごとの特徴、表情、ポーズを描く上でのポイントを詳細に解説。今回紹介する「セクシーキャラクター編」では、主に女性キャラクターの「色気」を表現するための基本を解説しています。

著者のkyachiさんは本書の中で、セクシーな絵とは「生々しさを感じさせる絵」であると説明しており、胸やお尻などのわかりやすい部分だけでなく、関節や筋肉がつくる出っ張りや凹み、服の食い込み、表情など様々な要素を組み合わせた結果として「セクシー」な表現が生まれるといいます。

本記事ではチャプター2「セクシーなポーズの描き方」より、最も基礎的な立ち絵の描き方について紹介します。

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セクシーな立ちポーズを描く

立ちポーズを描く際はコントラポストが必要不可欠!アタリから完成までを追ってみましょう。

1. アタリを描く

まずは大まかな形の目安となるアタリを描きます。肩幅、骨盤の大きさを意識して位置を決めたら、背骨のラインでつなぎます。肘や膝などの関節の位置も意識しましょう。

  • 関節の位置を意識する。
  • 手首の折る方向を決める。
  • 骨盤の大きさを意識してアタリを描く。

2. 肉づけする

肉づけし、描きたいポーズのボディラインを描いていきます。平面的にならないよう、体の量感を考えて肉づけしていくのがポイント。一度で描くのではなく、少しずつ理想のポーズに近づけていきましょう。

  • 胴と下腹部の大きさのバランスが不自然にならないように注意。
  • ウエストや膝をくびれさせることで女性的な体のラインになる。

各パーツのアタリはかたまりで取ることを意識しましょう。

3. 詳しく描き込む

肉づけができたら、骨格や筋肉を意識し、より詳しく描き込んでいきましょう。凹んでいる部分、骨ばっている部分など、リアルな人体をイメージしながら仕上げていきます。

  • 鎖骨を描き込む。
  • 乳房の大きさを決めてふくらみを描く。
  • 肋骨を意識しながら上半身のボリュームを決める。
  • 指先まで細かく描く。
  • お尻の肉の見え方、太ももの隙間などを描く。
  • 膝やくるぶしなど、骨が出ているところもしっかりと描く。

  • 衣服を描いたら、シワなど細かい部分を足していく。
  • 肉感を意識して描く。

迷ったら鏡の前でポーズを取って体の特徴を確認しましょう。

 

 


<玄光社の本>

動きのあるポーズの描き方 セクシーキャラクター編

著者プロフィール

Kyachi

女子美術大学デザイン学科卒業。在学中よりソーシャルゲームや書籍などでイラストを執筆。pixivにて、自身が作るコンテンツ『動きのあるポーズを描く時にコントラポストでいうのとか重心のこととかいろいろ便利みたいです』が20万人超のブックマーク数を獲得した。

書籍(玄光社):
動きのあるポーズの描き方 女性キャラクター編
動きのあるポーズの描き方 男性キャラクター編
キャラクターの色の塗り方
ドレスの描き方


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