『アナと雪の女王2』の背景美術&設定画も掲載!
「ディズニーアニメーション背景美術集」が美しすぎる!

ディズニーのアニメーションはアニメの原点とも考えられており、日本の多くのアニメーターにも多大な影響を与え続けています。
ディズニーアニメーション背景美術集」は、1928年の短編映画から大ヒット上映中の新作『アナと雪の女王2』まで、ディズニーアニメーション作品を制作する際に描かれた、世界観を彩る美しい背景美術やレイアウト、設定画をまとめた書籍です。

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが保管している貴重なアーカイブの中から、選りすぐりの絵を400点超収録した永久保存版となっています。

本記事では、その画だけをみても「名作」とも言える背景美術や設定画をご紹介します。

「ディズニーアニメーション背景美術集」

 

<本誌・序文より抜粋>

ストーリーを視覚化する。これは世界中の映像制作者たちが挑戦していることで、つまりストーリーをどうビジュアルで語るのか、ということです。ディズニーの映像制作者は、アニメーション史上最初の語り手であり、その手腕はいまもなお健在です。脚本家がその世界を表現するために言葉を使うように、ディズニーのアーティストたちはスクリーンに映し出される世界観を言葉から紡ぎ出します。ディズニーのアニメーション作品は、それが短編でもスペクタクル長編でも、見た瞬間に観客をファンタスティックでリアリティのある世界に引き込んでくれます。
(中略)
本書は日本語改訂版(原書は2011年発売)で、2019年の『アナと雪の女王2』までのディズニーアニメーション作品のアートワークを追加しました。これらの素晴らしいレイアウトや背景美術、また設定画などを見ていただく貴重な機会です。スクリーンを見つめる大勢の観客がワクワクしている様子が伺える『しあわせウサギのオズワルド』のアートから、最新の『アナと雪の女王2』に登場するアレンデール王国を取り巻く魔法世界(レアルム)のアートまで、ページをめくるごとに、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの今もなお続く「レガシー」である、忘れられない物語の数々、また新しく出会う世界へとご案内します。このような素晴らしいアートワークを皆さんとシェアし、アーティストたちの偉業をたたえる機会ができたことは光栄にほかなりません。そして彼らの「物語」はまだ続いています。お楽しみください!

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
チーフ・クリエイティブ・オフィス
ジェニファー・リー
Jennifer Lee
Chief Creative Offi ce,
Walt Disney Animation Studios.

MIDNIGHT IN A TOY SHOP 真夜中のおもちゃ屋 1930年

COCK O’ THE WALK 踊るニワトリ 1935年

SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS 白雪姫 1937年

 

CINDERELLA シンデレラ 1950年

 

TANGLED 塔の上のラプンツェル 2010年

 

FROZEN アナと雪の女王 2013年

 

MOANA モアナと伝説の海 2016年

 

FROZEN 2 アナと雪の女王2 2019年

「ディズニーアニメーション背景美術集」

 

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