モデルの個人撮影に挑戦してみたいけれど、どのようなポーズを指示すればいいかがイメージできない場合は、プロの具体例を実際に見てみることが近道です。
「ポートレートのための鉄板ポーズ&構図集」では、主に女性のアイドル、タレントの写真などで使われる定番ポーズを集めました。
ポートレート撮影に向けたポーズ集ではありますが、人物イラストのポーズ例や生成AIのプロンプトなど、様々な用途で参考になる情報が詰まっています。
本記事では「ジャンプする」ポーズの例を紹介します。

ジャンプする
その昔、有名人がジャンプする写真だけで写真集を作ったカメラマン(Philippe Halsman)もいたくらいですから、「ジャンプ」は歴史あるポーズと言えるでしょう。
撮り方のコツは、低いアングルからジャンプのピークを捉えること。跳んだときのフォルムをアドバイスしながら、一枚一枚タイミングを図ってシャッターを切ります。ここに載せたカットはワンピース姿ですが、ショートパンツなど脚が見えるとよりよいでしょう。跳んだ時に脚を折り曲げてもらうと、一層高く跳んでいるように見えます。
また、跳んで体をひねったり、トランポリンを使ったりすることもあります。いずれにしても、顔や首筋に力が入っていないか、プレビューをよく確認しながら撮影するとよいでしょう。ジャンプの撮影はうまくいくと達成感もあり、明るい表情が撮れますし、心の距離も縮まります。
