川内倫子「いまここ」写真展 in 神戸

2024年1月6日(土)〜1月28日(日)THE BOOK END

神戸市中央区海岸通にある歴史的建造物である海岸ビルヂング3階にBOOK AND SONSの姉妹店として2023年12月15日(金)にプレオープンした「THE BOOK END」にて、企画展第1弾として写真家、川内倫子「いまここ」写真展が開催される。

『いまここ』は谷川俊太郎氏の詩に、川内倫子氏が写真を合わせた写真絵本で、日本科学未来館で上映されたプラネタリウム「暗やみの色」から始まった、原田郁子氏の楽曲「いまここ」の谷川俊太郎氏の詩から生まれた一冊。原田郁子氏の楽曲「いまここ」は、今年発売された15年ぶりのソロアルバム「いま」に収録されており、楽曲制作時に原田郁子氏が川内倫子氏の写真展「M/E 球体の上 無限の連なり」を訪れたことから、「本」としてのプロジェクトが動き出した。

言葉と写真が呼応するように川内倫子氏自身が構成した写真絵本『いまここ』では、アートディレクター サイトヲヒデユキ氏のデザインによって、言葉自体もリズムを持ちながらページが流れていく。自分の存在について問いながらも、さまざまな受け取り方ができる「いまここ」という根源的な詩。それが静けさの中に自然の息づかいを感じる瑞々しい写真と重なり合うことで、寄り添いながらも、時空を超えた旅へと連れて行ってくれるだろう。

本展では『いまここ』からセレクトした写真の展示のほか、原田郁子氏の楽曲「いまここ」のために川内倫子氏が新たに制作した映像も上映される。また1月6日(土)に、川内倫子氏と原田郁子氏のトークイベント「THE BOOK ENDにつどう」も開催予定。

<展覧会概要>

川内倫子「いまここ」写真展 in 神戸
会期:2024年1月6日(土)〜1月28日(日)
会場:THE BOOK END
開館時間:11:00〜19:00
定休日:火、水
入場料:無料
住所:兵庫県神戸市北区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング 302 THE BOOK END
※駐車スペースなし
※入場制限やアポイントメント制となる場合あり
※展示物の関係上、祝花は受け取り不可

<関連イベント>

川内倫子×原田郁子 トークイベント「THE BOOK ENDにつどう」
日程:2024年1月6日(土)
時間:14:00〜15:30(13:30より受付開始)
定員:20名 ※オンラインストアより要予約
料金:2,500円(税込)
会場:兵庫県神戸市中央区海岸通3丁目1-5 海岸ビルヂング302 THE BOOK END

<関連書籍>

いまここ

<プロフィール>

川内倫子
72年滋賀県に生まれる。2002年『うたたね』『花火』(リトルモア刊) の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。著作は他に『AILA』(05年)、『the eyes, the ears,』『Cui Cui』(共に05年)、『Illuminance』(11年、改訂版21年)、『あめつち』(13年)などがある。近刊に写真集『Des oiseaux』『Illuminance: The Tenth Anniversary Edition』『やまなみ』『橙が実るまで』(田尻久子との共著)がある。
Instagram :https://www.instagram.com/rinkokawauchi/
web:https://rinkokawauchi.com/

source : THE BOOK END

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