イラストや漫画で人間のキャラクターを表現する際には、人体がどのように動くのか、動かせるのか、その構造を理解することが重要です。不自然さのない、説得力のある動きの描写を練習するにあたっては、写真や映像を見たり、ポーズ集や3Dモデルソフトを活用するなど様々な方法が模索されています。
「羽山淳一 アニメーターズ・スケッチ 動きのある人物スケッチ集 ヒロインキャラクター編」は、特にファンタジーやSFの世界観で活躍する女性キャラクターをメインテーマに据えたポーズ集。ジャンプや着地、素手や武器での戦闘アクションをはじめ、セクシーポーズや日常生活で見せる様々な瞬間のポーズまで、多様なシーンを想定したポーズを約400点収録。著者は1984年からアニメーターとして活躍している羽山淳一さん。
本記事では、Chapter2「ヒロインアクションポーズ」より、ジャンプと着地動作のバリエーションを紹介します。
ジャンプする動作
ジャンプして塀を跳び越えるポーズです。
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上半身の動きで勢いを表現。中学生くらいの女の子のイメージなので、体のラインを平坦にして子どもっぽさを。
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着地して前転する動作
上と同じキャラクターが高いところから飛び降り、前転しながら着地するシーン。
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前転することで、着地の際の衝撃を逃がします。それを意識して描くと、ただ単純に前転しているだけではなく、意味のある動作として描けると思います。
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前転してきて4で右足を軸足にして起き上がり、自然な流れで5の動作へ。
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