数々のニコンの名機の開発に携わった、後藤哲朗氏による講演会「後藤哲朗 ニコンのDNAを語る」が9月28日（土）日本カメラ博物館にて開催される。（事前申し込み制 / 受講料300円）

日本光学工業（現ニコン）は、1917（大正6）年に創業。軍需用光学機器の製造時、精度の他に「環境耐性」「耐久性」の要求にも応えてきたことが、終戦後生産された小型カメラに第1のDNAとして引き継がれる。その後、一眼レフカメラの開発時に「最良の品質」だけでなく「使いよさと多能性」「自動化」の理念が掲げられ、第1のDNAに加え操作性・万能性と新規性への挑戦が第2のDNAとしてスタート。それらのDNAが生かされ、古くは南極観測、最高峰登頂などの記録、近年は各種イベントでの無人撮影、宇宙での撮影活動などニコンの機材が活躍している。

本講演では後藤氏が、上記について多くの画像とともに解説する予定。

講師プロフィール：後藤 哲朗（ごとう てつろう）元ニコン
1973年日本光学工業（株）入社。「ニコンF3」から「D3」までの主要機種を開発。2004年より執行役員兼開発本部長として映像全製品の開発設計を統括。映像カンパニー副プレジデント、ニコンイメージングジャパン会長、フェロー、後藤研究室長を歴任し、2019年6月25日退職。

＜開催概要＞

日本カメラ博物館講演会「後藤哲朗 ニコンのDNAを語る」
https://www.jcii-cameramuseum.jp/academy/2019/07/18/20887/

開催日時：2019年9月28日（土）13:00～15:00（12:30開場予定）
場所：JCIIビル 6階会議室（日本カメラ博物館隣）
東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル
https://www.jcii-cameramuseum.jp/
定員：100名（座席指定なし・先着順）※好評なため定員になり次第募集を終了。
受講料：300円（日本カメラ博物館友の会会員・フォトサロン友の会会員・学生は無料）
※受講券提示でお1人様1回のみ博物館入館が無料
※当日講演前に博物館見学の方は、入館受付時に講演会参加の旨お伝えください
申込方法：
「日本カメラ博物館」にて直接受付、または電話（Tel：03-3263-7110）にて受付