2026年6月発売の「クラシック・デジカメ マニアックス」の著者陣5名にインタビューする連載企画。書籍では語れなかったクラシック・デジカメの楽しみ方を掘り下げていきます。第1回は著者陣の中からケイフさんにお話しをお伺いしました。

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—-クラシック・デジカメにハマったきっかけを教えてください。
学生時代の友人と休日にハードオフやリサイクルショップ巡りをしていたのが初のキッカケでした。もともとNikon D40といったCCD一眼レフを使用していたのですが、古いコンデジを友人が買っていて、そのカメラのレビュー動画を見ながら店舗間を移動するのが楽しくて自分もハマりました。また、SNSで画素数の低いカメラで撮影した写真を投稿するハッシュタグも見かけて、さらにのめり込んでいきました。結構周りの人間に影響されてハマったという背景があります。あとは人物撮影をした時に一眼レフを忘れるという痛恨のミスをしまして、たまたま手元の古いコンデジを使ったら「あれ?いいじゃん!」となったのも使い始めたキッカケです。
—-クラシック・デジカメでどのような楽しみ方をしていますか?
「綺麗に写りすぎない」や「制限のある環境下でどう写真を撮るか」というのを楽しんでいます。もちろん人によって捉え方が変わってくる部分ですので、いろんな意見があると思うのですが…、例えばISO1600が上限のカメラの範囲内でいかにいい写真を楽しく撮るかとか、多少設定が甘くてノイジーな写りになったとしても、こういう写真も面白いなと思える瞬間はあります。現代では綺麗に撮る手段はスマホやミラーレスなど、すでにいろいろあるわけですから、成熟しきってない時代のカメラで世界を切り取るっていうのがやっぱり使っていて楽しいです。
—-お気に入りのクラシック・デジカメを3機種、撮影画像と一緒にご紹介ください。
今回ご紹介するのは、Nikon D40、OLYMPUS CAMEDIA C-2000 Z、TOMY TDG-501の3機種です。Nikon D40は、何より入手性の高さがあり始めやすい印象です。マニュアルで使用するオールドレンズが楽しいです。実は昔、ニッコールの違いを全然知らなくて、たまたま買ったレンズがコレだったんですよね(笑)。少しアンダーで撮る青空がすごく好みです。コンデジは2000年台初頭のものはユニークな形状が多く、ガジェットとしての魅力が非常に詰まっています。単三電池が使えるOLYMPUSのCAMEDIAシリーズはメモリーカードさえ入手できればかなりお買い得に使えるのもポイントです。TOMYから発売されていたTDG-501は、写りがピーキーなのが魅力的なんです。個性が一つ一つ違うものをつい集めたくなりますね。






【プロフィール】
ケイフ
1998年生まれ・埼玉県出身。2018年ごろからクラシック・デジカメを中心に使用し、スナップ撮影やポートレート撮影を行っている。書籍「クラシック・デジカメ マニアックス」では、約40種類の写真の作例撮影と解説の執筆を行った。






