高木康行写真展「植木のほかに Besides potted plants」

2021年12月4日(土)〜12月21日(火) BOOK AND SONGS

©高木康行

東京都目黒区にあるBOOK AND SONGSでは、写真家 高木康行による写真展「植木のほかに Besides potted plants」を開催する。会期は、2021年12月4日(土)〜12月21日(火)までで、入場は無料。
本展では写真作品と合わせて自身二作目となる、写真集「植木」の制作過程で集められた資料などを展示するほか、実際に植物を展示し、高木氏が長年探求している「人間と植物の関係」という主題を空間を使って提示する。
また、会場では写真作品や写真集『植木』『小さな深い森』のほか、ポスターやポストカードに加え、植物も販売する。 12月4日(土)、12月11日(土)、12月18日(土)の3日間限定で、作家による作品解説を行うギャラリーツアーも開催予定。

©高木康行
©高木康行

高木康行氏は、人間と自然界の関係性をテーマに作品を発表してきた。長年のニューヨークでの生活を経て、都会のジャングルにわずかでも緑をもたらすコミュニティーガーデンに関心をもち、植物が持つ人を結びつける力に着目。その力が自然と人間との架け橋となり、コミュニティにつながりと美意識を促す役割を担っていると考えた。開発が進みビルや住宅が建ち並ぶ現代の東京において、もっとも人間と自然との結びつきを感じるのは、自由奔放に並べられた路地裏の植木鉢たちだという。
本作ではさまざまな植木鉢の姿を通し、現代における人間と自然の結びつき、そして私たちの文化と植物の関係を問いかける。

©高木康行
©高木康行
©高木康行

<写真展情報>

高木康行写真展「植木のほかに Besides potted plants」
会期:2021年12月4日(土)〜12月21日(火)
時間:12:00〜19:00
定休日:水曜
会場:BOOK AND SONS
住所:〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番
入場料:無料
※駐車スペースはございませんのでお車でのご来店はご遠慮ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来店の際はマスクの着用をお願いいたします。
※入場制限やアポイントメント制とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※展示物の関係上、祝花はお断り申し上げます。

<ギャラリーツアー>

日時:
2021年12月4日(土)15:00〜
2021年12月11日(土)15:00〜
2021年12月18日(土)15:00〜
先着:15名まで
予約:不要

<プロフィール>

高木康行(yasuyuki takagi)
東京生まれのフォトグラファー、映像ディレクター。
奨学金を得て、ニューヨーク・ブルックリンの美術学校 Pratt Institute に留学し、メディアアートを学ぶ。在学中は実験映像、ビデオアート、写真などを制作。卒業後、ニューヨーク・チェルシーで、ハイエンドな商業写真を扱う現像所に勤務。そこで世界的に著名なコマーシャルフォトグラファーやアートフォトグラファーと数多く出会い、アシスタントとして同行し世界各地をまわるなど、約10 年間を過ごしたのち、独立。アート写真、商業写真のフィールドでキャリアを重ね、2012 年、南フランスで行われた国際写真コンテスト「27th International Hyeres Festival of Photography」でファイナリストに選ばれる。そして2014 年CCNY カメラクラブ・ニューヨーク国際コンペティションでのファイナリストとなる。
初の写真集『小さな深い森-Petite Foret Profonde』が、パリの出版社funny bones editionsから2013年12月に刊行された。そして、二作目の写真集『植木』が2015年にフランスのIKI editionsから出版された。新たに発表予定の写真集『マロニエ』は、2019年度アルル国際写真祭ダミーブック・アワードの 最終候補作リストに選ばれる。
ニューヨークでは、Capsule Gallery、Corridor Gallery、Lorimoto Gallery、パリではArtligue Gallery、le bon marche、maison & Object,、PAD paris design +art。国内では、アトリエMUJI、IMA ギャラリー、第2回kyotographie京都国際写真祭、21_21DESIGN SIGHT、京都gallery main 等。国内外で展示歴がある。

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